シュガーダディ ブログ 体験談

あきほさん - (4)

突然の電話

とある日曜日、家族団らんの時、突然その時はやってきました。

突然電話が鳴る。誰だろう。こんな時間に。

着信画面を見ると、あきほさんからだ。慌てて離れたところで電話に出ます。

あきほ「カナタさん、今大丈夫ですか?」

電話口の息は荒い。

私「う、うん。どうした?」

「今、☆☆☆に来てるんですけど、帰れなくなっちゃって・・・」

結構遠いところまで行ったんだな~と思いました。

とにかくどうしてそうなったのか聞かないと。

「え?どうかしたの?どうして帰れなくなっちゃったの?」

「あの。。。あの。。。」

息は相変わらず荒い。そして、電話口での声は震えている。

「うん、うん、とにかく落ち着いて。どうした?」

「あの・・・☆☆☆駅まで迎えに来てもらうことはできませんか?」

「え!?いきなりどうしたの?何かあったの?」

「えっと・・・サイトで男の人にお会いするために来たんですけど、お会いした後、お金をもらえずにいなくなってしまって・・・で、今☆☆☆にいるんです。」

「帰りの電車賃は持っていかなかったの?もしかしたら男の人に会えなかったかもしれないじゃない。」

「えっと・・・今までそういうことがなかったので、帰りの分のお金を持っていきませんでした。」

「帰りの電車賃も持っていなかったってこと?」

「はい。もらえると思っていたので、持っているお金も使っちゃったんです。」

えーーー!帰りの電車賃を持たずに目的地に行くなんて、考えられない・・・。

 

うーん、と言ってみたものの、日曜の夜、家族といる中、やはり行けるわけがなく・・・。

「ごめん。。。今日は日曜日で家族もいるし、ちょっと行けないかな。ホントにごめんね。平日なら行ってもいいんだけど。」

「そ、、、そうですよね・・・。」

明らかに落胆しているが、こちらも行くわけにはいかない。こればっかりはどうしようもなかったです。

「えっと・・・確か、駅の人からお金を借りることができるはずから、財布を忘れてしまったとか、落としてしまったという説明をして、帰ってきてみたらどうかな?」

「え・・・でも・・・。」

あきほさん、明らかにパニックになってしまっている。

「他に来てくれそうな人いないのかな?彼氏さんは?」

「たぶんダメですね。今日は用があるって言ってました。」

うーん・・・、困ってしまったが、私の方も、これ以上どうしようもなく、ごめんね、と謝り、電話を切りました。

家族には、知り合いからだった。と何とかごまかしました。

日曜の夜に突然電話してくるとか、状況が状況とはいえ、危険すぎる。

帰りの電車賃くらい持っていけばいいのに・・・。普通持っていくよな・・・。

なんで持っていかなかったのか、不思議でしょうがないです。

今までの成功経験で、金銭感覚が少しマヒしてしまったのでしょうか。

とはいえ、あれだけ困っていたのだから、助けてあげたい気持ちはあります。

でも、今は日曜の夜。家族もいるし、今からちょっと出てくる、とはとても言えないです。

あきほさんには悪いが、どうしようもありませんでした。

 

その後、電話、メール、SNSを送るなどしてみましたが、返事はありませんでした。

無事なのかどうかも、確認することができませんでした。

 

 

次の日、無事に帰れたみたいです。

次の日、確認したところ、

別の人(大学の友達)に迎えに来てもらって、交通費をいったん払ってもらうことができ、帰ってこれた、とのことでした。

「そっか。。よかったね。ホントごめんね。」

「はい・・・。何とか帰れました。」

「大学の友達にはなんて言ったの?もしかして、パパ活やってることバレちゃった?」

「そこは大丈夫だと思います・・・。」

うーん、ホントかなぁ。ちょっと怪しい。

友達もだいぶ怪しんでいるのではないか?と思いました。

「まぁ、無事に帰れたみたいでよかったよ。何もしてあげられなくてごめんね。」

「いえ、いいんです。私の方こそ、日曜の夜に突然電話してしまってすみませんでした。」

そこであきほさんとの会話はほぼ終了してしまいました。

 

 

考察

これをいまさら書いても意味がないのですが・・・

今でも思うときがあります。

この出来事が平日だったら・・・と。

これが平日で、彼女をうまく助けることができたなら、

絶大なる信頼を得る(恩を売る?)ことができたと思います。

鬼畜と言われるかもしれないが、彼女に対してのアドバンテージがかなり高くなります。

私が、「エッチしたい」と言ったら、イヤとは言えない状態になっていたと思います。

もちろん、高圧的な態度だったり、無理やりしたり、

明らかに恩を着せるような言い方はしないですよ。

 

今回、彼女には申し訳ないことをしましたが、

いろんな意味で電話してきたタイミングが悪かったです。

さすがに、家族といる休日の夜では動けません。

パパ活、出会いに関して言えば、このタイミングというのも、

お付き合いをしていくうえで大切な要素の一つになるのだと

強く感じた出来事になりました。

 

 

私の予想ですが、

今回彼女と会った男性は、たぶん高額のお手当を払うと言って自分の近くまで呼び、

彼女はたぶんエッチまでしてしまったのでしょう。

そして、男性はお手当を渡さずに逃げた、といったところだと思います。

これはあくまでも私の予想ですが、そうだとしたらこれはひどい。

こういう人がいると、ちゃんと活動している人たちまで迷惑します。

絶対にやらないようにしましょう。

 

しかし、彼女はこれからどうなってしまうのでしょう。

このことが彼女のトラウマにならないことを祈っています。

 

 

シュガーダディ

 

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